化粧水で美白ってできるの?


今回は「美白」について書かせていただきます。
肌は一生ものであり、大切な自分の体の一部です。
正しい知識とケアの方法を知って今後のあなたの肌がより一層輝くように
「美白」のポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
特に普段みなさんが使っている美白化粧水について掘り下げてお話させていただきます。

美白化粧水とは

美白化粧水とは文字通り、「美白」をしてくれる化粧水のことです。
ですが、この「美白」の意味ってご存知でしょうか?

主には2つの意味で使われます。
1つ目は「改善の美白」です。
「美白」は肌を白くしてくれる作用のことではなく、その肌が本来持つ白さを最大限に引き出すことを示します。なので、今の肌の白さ以上に白くなることはありません。
日焼けやシミなど、既にでてきてしまった肌をくすんで見えてしまう悪い要因を
「改善」する作用が美白化粧水にはあります。
「ターンオーバー」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、肌は28日周期で新しく生まれ変わります。その肌の生まれ変わりを最大限に発揮させることで美白肌が実現します。
美白化粧水を使うことで、くすみなどの原因のとなるメラニンの抑制を抑えられるので良い状態の肌に生まれ変わります。
ただし、美白化粧水を使い始めて28日でまるっと美白肌になるわけではなく、3ヶ月程度の時間をかけて改善していくのが一般的です。

美白化粧水の「美白」のもう1つの意味は
「予防の美白」です。
美白化粧水には保湿成分や肌のキメを整えたり、毛穴ケアをしてくれる成分が含まれています。
これからの成分により、シミやそばかすなど肌トラブルの原因となるものを事前に「予防」してくれる役割も持っています。特に日差しの強い夏などは何も予防をしないで紫外線を浴びるとすぐに肌のトラブルが起き、せっかくその肌が本来持っている白さも発揮することができません。
「予防」をすることで肌の白さを出してくれる役割が美白化粧水にはあります。
以上の2点が美白化粧水の大きな特徴です。

美白化粧水の選び方

では、実際美白化粧水はどのようなところに注目して選べばいいのでしょうか?
私のおすすめ注目ポイントは3つ。「成分」「目的」「価格」です。

まずは「成分」について
成分は国が定めた美白成分を含んでいるものにして下さい。
選び方はとっても簡単です。
成分表示に「薬用化粧品・医薬部外品」と書いてあるか、です。
この薬用化粧品・医薬部外品と書いてある商品は国が人の肌に対して
何かしら確実に効果があるものと認めた商品です。
後で具体的な成分名を挙げますが、選ぶポイントとしては
まず「薬用化粧品・医薬部外品」と書いてあるかどうかが一つ見極めポイントなので
商品購入の際は必ずチェックするようにしましょう。

次は「目的」です。
美白化粧水は様々な種類・効果があります。
安易に広告や印象だけで選ぶのはやめましょう。
自分の肌はどの目的で美白をしたいかをまずは知り、自分の肌にしっかり合った化粧水を心がけて下さい。例えば肌が乾燥しやすい体質の方は保湿成分の高いもの、敏感肌の方は低刺激でも効果のある化粧水。逆に肌が比較的強いという方は美白効果の強めの化粧水を選ぶなど自分の肌としっかり向き合いながら最も合う化粧水を選びましょう。
化粧品売り場などで肌チェッカーを行なってくれるところもあるので、積極的に利用して
自分の肌についてしっかり知ることを心がけて下さい。

3つ目は「価格」です。
上でも書きましたが美白化粧の効果が現れてくるのには3ヶ月ほど時間が必要です。
またその効果も継続させることが重要です。なので自分のお財布とも相談し、安定して購入し続けれる価格の化粧水を選ぶことを、私はおすすめします。
1ヶ月目は高い化粧水を買ったけどその後、2ヶ月は安い化粧水しか買えず、使う分量もその時々で気にしてしまうようではまるで意味がありません。化粧水には適正の使用量が決められています。
化粧水は数百円〜数万円と価格にも幅があります。適正量を無理せず使い続けれる価格の
化粧水を選んで下さい。安定して継続させることこそ、美白の近道です。

おすすめ美白化粧水

では次に具体的にオススメの商品をご紹介させていただきます。

「シミ・そばかす予防」
・ちふれ美白化粧水W 180mL 1,150円(税抜)
こちらの化粧水は美白成分アルブチンと安定型ビタミンC誘導体の2つの成分によりメラニンの生成を抑えてくれる美白化粧水です。特にビタミンC誘導体は本来不安定で浸透しにくいビタミンCを効果的に体内に浸透させてくれる働きがあり、美白効果がとても高い成分です。肌に馴染みやすくしっとり潤いシミ・ソバカスにとても効果のある化粧液です。

・HAKU 20g・5,000円 / 45g・10,000円(税抜)
4MSK 、m-トラネキサム酸という美容成分を含んだ特にシミ対策に特化した美白化粧水です。
メラニンにの生成を効果的に抑制し肌の奥まで美容成分が浸透します。メラニンの生成ルートを徹底的に研究し開発された化粧水です。シミを抑えたいという方はぜひこちらをためしてみてください。

「ニキビ跡対策」
・QuSomeローション (ビーグレン)
120ml 5, 000円(税抜)
ホメオシールド、アッケシソウエキス、VCエチル、EDP3という4つの美容成分を含み、長時間保湿してくれる美白化粧水です。特に理想水分量を17時間キープできる持続力が特徴で安定した保湿状態にすることでニキビ跡で傷んだ肌をしっかりケアしてくれます。

「プチプラ」

ちふれ 美白化粧水VC 180ml 800円(税抜)
低価格ながらビタミンC誘導体を含み、肌荒れにも効果的なグリチルリチン酸ジカリウムも含んだ美白化粧水。さらに保湿成分にヒアルロン酸やトレハロース、油溶性甘草エキスを含むためしっかりと保湿までしてくれる美容液です。長く着実に美白化粧水を使うのであれば、とてもコストパフォーマンスの良い美白化粧水です。

「20代向け」
アクアレーベル ホワイトアップローション  200ml 1, 512円(税抜)
肌あれ防止有効成分にm-トラネキサム酸を含み、保湿成分にD-アミノ酸を含んだ美白化粧水。価格も安く誰でも使い安い方が特徴です。
「さっぱり」「しっとり」「とてもしっとり」の、3タイプの使用感から選べるので20代でまだ自分の肌にどの化粧水がいいのかピンとこない人はこの3種類を使い比べてみると違いがはっきりわかります。肌との付き合いは長いので自分にはどのようなタイプの化粧水があっているのか知るのはぴったりの化粧水ではないでしょうか。

DHC 薬用カムCホワイトニングローション 120ml 2,191円(税抜)
有効美白成分であるビタミンC誘導体とアラントインの2つの美容成分を含み、アマゾンフルーツのカムカムのエキスを含んだ美白化粧水。カムカムはビタミンCを豊富に含んだフルーツで特にシミ・ソバカス対策に効果があります。肌の透明感も出してくれるので、シミに悩みのある20代の方にはとてもオススメの化粧水です。

・無印良品 敏感肌 薬用美白化粧水・高保湿タイプ200ml 1,600円(税抜)
こちらも有効美白成分びたみんC誘導体を含んだ化粧水。岩手県釜石の天然水で作られた安心素材の化粧水です。肌保護成分にスベリヒユエキスなども含まれています。
無印良品らいしい無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性というシンプルで使い易いというのも特徴です。シンプルできれいになりたいという20代の方にはオススメの1本です。

「30代向け」

・アスタリフトホワイト ブライトローション130ml 4104円
こちらはナノAMAという富士フィルムが独自に開発した美白技術が使われた化粧水です。アンチエイジングや保湿に効果のあるツボクサエキスという成分をナノレベルに分解して配合した化粧水です。30代は特に保湿が重要になります。浸透しやすく、効果も期待できる技術のつまった化粧水でオススメです。使った時の肌のモチモチ感が実感できるはずです。

・アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル
 110ml・3,500円 / 165ml・5,000円 / 330ml・8,500円(税抜)
うるおい成分ににハトムギエキスを含んだ化粧水です。
1974年以降ロングセラーを続ける安定・安心の化粧水です。角質の隅々まで保湿成分が届き、
肌の調子を整える効果があります。
特にニキビなどの肌トラブルが多い方にはとても効果が期待できる化粧水なので
30代になったけどどの化粧水がいいかわからない。という方はこの1本から初めてみると良いでしょう。

「40代向け」
・サエル ホワイトニング ローション クリアリス(DECENCIA)125ml4,500円(税抜)
有効美白成分であるビタミンC誘導体を含み、敏感肌に不足しがちなセラミドの生成を促進する効果のある化粧水です。日焼けによるシミなどを防ぎつつ角層細胞に浸透能力の高い保湿成分を含んでいます。敏感肌で乾燥も気になるという方にはぜひお試しいただきたい1本です。

・アスタリストモイストローション 130ml・3,800円
こちらの化粧水は40代になると気になりだすハリを取り戻す効果が特に高いのでオススメです。
ナノセラミドというナノレベルのの成分と抗酸化力の高いアスタキサンチンにより角質の隅々まで
美容成分を浸透させてくれます。水溶性コラーゲン」「浸透性コラーゲン」「ピココラーゲン」を配合したうるおい成分「3種のコラーゲン」によりごわついてしまう肌も滑らかに整え、肌にハリを持たせてくれます。

美白化粧水の効果的な使い方

美白化粧水がしっかり自分に会った商品であっても使い方を間違えると効果は薄れてしまいます。
続いては化粧水の効果的な使い方についてお話させていただきます。

まずは「使い続ける」ということです。
冒頭でもお話したように化粧水を使ったからといって次の日にまるっと肌が生まれ変わるわけではありません。通常効果が出てくるのは3ヶ月を過ぎた頃です。
「使ったけど全然効果がない」「これはやめて別のにしよう」と効果が出る前に変えてしまってはいませんか?どうしても肌に合わずトラブルが起きるような化粧水は変えるべきですが、少しでも感じが良さそうなのであればまずは3ヶ月使い続けてみることがオススメです。

次に「使う順番・使用量」です。
どの化粧水でも使用手順や量について記載されているので、必ずその使用規定を守るようにしましょう。「保湿したいからたくさんつけよう」と思ってたくさん使ってしまう人がいますが、逆に水分量が多過ぎて肌の角質に含まれる必要な成分を肌から出してしまうこともあります。
必ず使用規定の通りに使用するようにしましょう。

美白を目指すための生活習慣

最後に化粧水以外で、美白を高める生活習慣についてご紹介です。

まず大切なのは「日焼け止め」です。
みなさん夏は気をつけていると思いますが、日焼け止めは夏以外でもつけておいた方がいいくらい重要です。紫外線を抑えメラニンの生成の根源を抑えることが美白の近道です。

また「水を飲む」ということも大切です。
人は絶えず汗をかき、水分を蒸発させています。化粧水などで表面的に保湿することも大切ですが体の内側から保湿することも重要です。乾燥を防ぐことは肌にとって様々な点でメリットになるので、ぜひ水筒やペットボトルで水を持ち歩き、こまめに水分補給する習慣をつけていきましょう。

最後に「質の良い睡眠」です。
肌は寝ている時間に作られます。その肌を作る時間が質の悪いものだとそもそもの美容の努力が
全く無駄になってしまいます。最低でも6時間は睡眠時間を確保しましよう。
最近の人に多いのですが寝る前のスマホも禁物です。画面の白く強い光は本能的に人を目覚めさせてしまい、睡眠の質を妨げます。寝る30分前はスマホをいじるのはやめ、温かい飲み物などを飲んでリラックした環境を作って寝ると効果があるでしょう。

まとめ

今回は「美白」をテーマに化粧水を主にお話させていただきました。自分の肌にあった商品を正しい知識を持って選び、使い続けることであなたの肌はより本来の輝きを放ちます。

一生ものである肌を大切にし、いつまでも美白な肌を実現していただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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